バックベルトを付けてほしいとサンダルをお持ちになったYさん。

ベルトがない濃茶のサンダルは歩きづらく、2年くらい履いていなかったそうです。
たまたま三越の催事でCALZを見て、相談に来られました。



黒いサンダルと同じようにバックベルトを付けたいということで、作製しました。




これで同じになりました。



黒いサンダルは見本のためにお持ちいただいたのですが、つま先側のベルトが緩んで、歩いていると足が動いてしまうそう。
これも一緒に調整。
前足部の中敷きの下にスポンジを入れカサ増ししました。

「これでこの夏は両方履ける」と喜んでいただきました。


買ったのにしばらく履いてないものも、調整すれば履けるようになるかもしれません。
何かありましたら、ご相談ください。

 

釣り込みか終わると、もう少しで完成です。

釣り込んだら「シャンク」を入れます。
「シャンク」とは靴の中心に入れる支えです。


靴底は接着剤でつけるので、しっかりつくように革の表面をやすり、
前足部の空間に詰め物をします。


底材を接着し、カカトもつけて底付け完成です。


木型を抜き、

裏革の出ているところを切り、中敷きを入れ完成です。



ザックリですが、靴ができるまでの流れをご紹介しました。



 

靴作りの中でのメインイベント、釣り込みです。
製甲したものを木型に釣り込んでいきます。

これはカウンターと言ってかかと部分に入れる芯です。
これでかかとをしっかりと支えます。

カウンターを表甲と裏甲の間に入れ、一緒に釣り込み形をつけます。

まずはカウンターを入れた後足部。
タックスという柔らかい釘でまとめます。

そしてつま先にも芯を入れ、釣り込み。
前足部は接着のみでとめます。

今回の革はかたかったので、つま先部分は釘で仮止め。

これで釣り込みは完了です。
素材によって伸びたり伸びなかったり、しわができやすかったり・・・
とても奥が深い作業です。

さあ、いよいよ終盤。
次は底づけです。

 

仙台でも本日、ソメイヨシノの満開宣言がありました。

今日、花見ランチに近くの西公園に行ってきました。

天気も良く露店も出ていて、とってもいい雰囲気。


桜も満開です。


青空と桜のコントラストが素敵。
春ですね!

せっかくの桜の時期、いろいろな場所にお花見に行きたいと思います。

 

木型とデザインが決まったら型紙を作ります。

型紙は製甲に必要不可欠なもの。
木型に描いたデザインを紙に起こします。

これは出来上がった型紙です。
木型の底の型。
ベルトの型。
表甲の型。
裏甲の型。


これを基に、革を切ります。



そして縫い合わせると…



いよいよメインイベント、つり込みです。